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◎単行本◎
ほっこり京都時間
（日本出版社刊 2005年9月）
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『ほっこり京都時間』
千日回遊で私が見つけた
スローな古都の愉しみ方
◎体裁
四六判 並装 208ページ（カラー16ページ）
定価＝本体1,200円＋税
◎特色
スローライフ・ジャーナリストの視点から、
スローな古都の愉しみ方を紹介してみました。
お薦めのカフェ、庭、よきもの、イベント、花街、大路小路を
写真と地図付きでご案内。
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本書まえがきから
半分旅人体験で見えてきたのは、京のスロースタイル。
スローといえば、
ファーストな生活と社会を見直すキーワードになっているが、
じつは京はむかしからスローであったということができる。
スローなどというカタカナことばが入るずっとずっと前から、
ファーストなスタイルは美的ではない、
と思い続けてきたようなのだ。
「いまさら横文字でスローとは片腹痛い」と
京人からは言われそうだ。
だからスロースタイルを「緩流」と呼びかえてもいい。
京はずうっと「緩流」を貫いてきた。
京に流れるほっこりした時間を味わう……
京の旅の贅沢はこれに限る。
その愉しみ方をご紹介したい。
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［目次］
まえがき
◎京はスローな都
京の魔力
東京型 大阪型 京都型
古くて新しいまち・京都
無粋・ファーストお断り！
◎それぞれのスロー
○スローカフェで憩う
日本一贅沢なアプローチをもつカフェ
鴨川を庭に採り入れたゴージャスなカフェ
リユースで醸されるお洒落なカフェ
音に浸るカフェ
「緩流」にじむカフェ
○「緩流」空間で心洗われる
一年先と数百年先
ぼんやりできる贅沢
歩いて空間に溶ける
○水が古都を美しくする
水で浄化される景観
緑と石も演出要素
○さんざいしまひょ
お茶屋遊びの内外
○ありがたうれしのイベント
弘法さん・天神さんでスローショッピング
三大祭を愉しむ
夜間ライトアップ
芸妓はん・舞妓はんの「をどり」
夏は「床」で涼む
団扇を手に五山送り火
伝統のなかのアヴァンギャルド
古書市で本と出逢う
○「京もの」に触れる
一流の代名詞
○スローウォークする
〜こだわりのモデルコース〜
古今が融合する三条通
東山路 石畳道を味わう
御所の南北をゆるりと散策する
哲学の道から岡崎へ
比叡西麓 静寂の寺へ
嵯峨野にて緑の陰影を味わう
大路小路をぶらり
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